おれの細かい仕事が功を奏するとき

今年の京都は紅葉が危ういらしいですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051011-00000013-kyt-l26

「モミジはほかの樹木と比べて特にデリケート。猛暑の影響からか、ここ10年ほどは枝枯れを起こすなど様子がおかしく、色づきも良くない傾向にある」と漏らす。京都市北区の寺院は「今年も少し葉が枯れている感じがする。こればかりはどうしようもない」とため息をつく。

先日、某アウトドア雑誌で紅葉のしくみについて書いたんだけれど

  • 気温低下
  • 十分な日照
  • 十分な乾燥(上のURLでは夏場の水分ということになってるけど)

が紅葉には必要なんだそうだ。分かり易い図説としてはこちら。
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=100115074
で、面白いのは、紅葉のしくみについては分かっているものの、「何のために紅葉するのか」ということについてはまだよく分かってないということ。紅葉の色素であるアントシアニンその他が、落葉後に養分となるとき何らかの働きをするのか、もしくは鳥さんや虫さんに「秋が来たよ」と教えるためなのか、それとも人間の切なさ回路を刺激するためなのか。そのどれもが理由でなくても、とにかく秋は来るんだけれど。