読み返すとすごい飛躍してる

「物語派」と「キャラ萌え」派
http://www.kotono8.com/2006/12/13character.html
おれは絶対キャラ萌え派!
諸星大二郎先生の漫画でも、例えば妖怪ハンターシリーズ「闇の客人」に出てきた、デカい禍つ神とか、鬼踊りのおじいちゃんとか、果ては風呂に入ってたらドーンてなって虫がいっぱい湯船に浮かんでるキャー! のチョイ役お姉ちゃんとかが大好きだもん!
鬼踊りのおじいちゃんなんか全然関係ないとこに住んでるのに「ほう、あの村でまたあの祭りを…」とかいってたまたま故郷をたずねてきただけなのに鬼を送り出すために常世の国に行っちゃって、帰ってこないんだぜ!? やばくね? 自己犠牲の最たるものじゃね? 使命を果たすおじいちゃん萌え!!
まぁ、キャラに萌えられるのも確固とした世界観があってのことだから、どっち!? とか言われちゃうとアレなんだけど。
キャラ萌えが物語解釈の枠を広げる可能性もあるわけで。


そういえば、関係ないかもしれないけど居心地のいい漫画(物語)っていうのもあるよね。
読んでて心がほっとするというか、ずっとその世界観に浸っていたいというか。
おれ的には妖怪ハンターの「魔障ヶ岳」とか、杉浦日向子先生の「とんでもねえ野郎」とかがそんな感じ。
残りページが少なくなってくると(;TДT)ダメー終わらないでーみたいな気持ちになる。
逆に、杉浦先生でも「合葬」とかはダメだけどね。読んでると胸が締め付けられていたたまれなくなる。いや、名作ですけどね。特に「北朝鮮と戦争してやるぜ!」とか思ってる若い子たちに絶対読んでほしい。君だけに銃弾が当たらないなんてことは、絶対に、ない。