せんねん灸にかんして若干イラッとする3つの事実

台座付きで手軽なお灸、せんねん灸というものがドラッグストアの片隅に売られているのですが
http://sennenq.co.jp/
製品の箱を見るとイラッとくるポイントがいくつかあることに気づきます。

  • その1:商品名の下の英文にイラッとくる

英語のキャッチフレーズというのは結構あるものです。
トヨタなら"Drive your dream"、日立なら"Inspire the next."、セシールなら"イオンサソンコンフィオンセソネモン"(これは英語じゃないが)などなど。
野暮ったい印象のある日本製品も、英語のキャッチフレーズをつけることでスタイリッシュに見えてしまう。そんな日本人の卑屈さを突いた優れた戦略だとは思いますが…

"Popular among young people."
嘘、ですよね。外国人なら騙せるとか思ってるんでしょうか。

  • その2:「もぐさ」の英語表記にイラッとくる

世界進出を狙うなら英語表記にすることは大事です。
Origami、Kimono、Hentai――今やこれらは世界的な言葉となっていますが…

…「これどう? この表記イケてるっしょ?」という担当者の顔が浮かびますね。
ちょっとひねりを利かせてみました感が実にイラッときます。

  • その3:公式キャラ「せんねん君」にイラッとくる

昨今の「ゆるキャラ」の躍進には目を見張るものがありますね。
企業や官公庁もわれ先にと「ゆるキャラ」を使った広報活動に精を出しています、が…

普通にキモいですよね。鼻の先端をお灸に見立てているのでしょうが、乳首にしか見えません。
ミッキーマウス風のところもてきめんにイラッときます。


色々とイラッとくる存在のせんねん灸ですが、使ってみるとその実力はかなりのものです。
肩がだるいとき、腱鞘炎でペンを握るのもつらいとき、足が冷えてしまったときなど、あらゆる不調に効果を発揮します。
このイラッとくるパッケージですら、この効果を実感した後なら可愛らしく思えてくるから不思議です。
みなさんもぜひ、「ソフトきゅう」から始めてみて下さい。


――追記。
リンク先で「はじめてのお灸moxa」の歌が聴けるのですが、これもなかなかどうしてイラッとします。
http://www.moxa-beginner.info/