つらつらとヅラ

世間の人がなんであんなにヅラの人を見破れるのかが不思議だ。
姉歯さんだって、文春の中吊りに「髪型も偽造」って書いてあるのを見るまでは全然気づかなかった。


以前、ちょっと髪がぺたぺたしてるなーって感じの人がいて、でも特に気にしないで普通にしてたら一緒にいた知人たちが後から揃って「ヅラ!あいつめっちゃヅラ!!」とか言い合ってて、気づかなかった自分に驚いたことがある。
いやそれどころか、私から見てもヅラっぽい髪型であったとしても「そういう髪型なだけかもしれない」と自分に言い聞かせたりして、人が「ヅラである」ということを認めるのに何故かとても消極的になってしまう。
なんでこうも私のヅラ判定能力は低いのだろう。おそらく世間の人が当然知っているレベルのヅラ人の半分すらも、私は気づいていないのだ。ああ、幼少の頃からの鍛錬でヅラカウンターが身についているてふ西原理恵子先生が羨ましい。街で人を指差し「あいつヅラ」とかゆってみたい!


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