うけいれがたいものをうけいれることについて

その構造が複雑であるほど生態系は壊れにくい、とゆう話があるけども、人間社会においても同様のことが言えるとおもう。
もし世の中にひとつの常識、論理、宗教、哲学を信奉する人間しかいなかったらそれが通用しない状況が訪れたとき、人間は滅びるだろう。自分の常識では到底受け入れられないような考え方も、ある側面では誰かの支えとなり、自分をも救う可能性がある。
だから、否定することはあっても排斥してはいけないとおもう。異なる常識や考え方がどんなに小さく貧弱なものだとしても、それを抹消してしまうことで人間はまたひとつ、自分が生きのびる道を失ってしまうことになりかねないのだから。

…と、考えて日々生きていたら聞こえがおかしくなったり自律神経失調症になったりした。人間は元来、複雑系を保つことに向いていないのかもしれない。
でもきっと私はそう考えることをやめないだろう。