川沿いの桜となぞの川柳

夜、帰宅した旦那と近所のおしゃれ定食屋で揚げ物をしこたま食ったあと(旦那が唐揚げ頼んでるのになぜか竜田揚げ定食を頼んだ)、これまた近所の川沿いの道を桜を見ながら歩いた。ら、川の柵んとこに小学生の俳句というか川柳がたくさん貼ってあった。
それはまあ「とても桜が きれいだな」的な他愛のないものだったんだけど、歩いていくうちに小学生のものから地域の俳句の集いみたいなひとたちの作品ばかりに。掲示する場所柄、春や桜、地域の名所みたいなテーマだろうと思っていたら「イージス艦」だの「メタミドホス」だの「大気汚染の北京五輪」だの穏やかじゃない社会風刺の川柳ばっかりで、興を殺がれるのを通り越して不思議な磁場が発生していた。
なんなんだろ、掲示作業したひとは気にならなかったんかなー。もしかしたら俳句の集いのひとたちが、小学生の句をボランティアで掲示するのと引きかえに、自分たちの作品を好き勝手掲示したのかもしれないなあ。社会への警鐘(笑)ていうか、問題提起の切り口が2chのそれと似ていて笑った。2chがないひとたちはこうやって溜飲を下げているんだね。ただまあ、コテハン(俳号)はあったけど。